「HPE SimpliVity 380」は、極めて高い顧客満足度を誇りグローバルHCI市場でリーダーのポジションに位置する「SimpliVity」と、全世界販売台数No.1(※)の「HPE ProLiantサーバー」の組み合わせで提供される、エンタープライズ向けHCIアプライアンスです。仮想化環境に欠かせないサーバー/ストレージ/スイッチなどの機器を、2Uのコンパクトなアプライアンスに統合。業界最高レベルの効率と耐障害性を実現した「HPE SimpliVity 380」では、外部ストレージやバックアップ装置不要のシンプルなシステムが可能に。管理の手間やコストを大幅に削減します。
※出典:IDC Server Tracker、CQ3 2016年
「HPE SimpliVity 380」は、サーバーCPUとは別に、データ重複排除・圧縮などのストレージ処理を受け持つ専用チップ(ハードウエアアクセラレーター)を搭載。大容量DRAMによるインメモリ処理の効果もあり、サーバーのCPUリソースを奪うことなく、仮想マシン単位での高速バックアップ/リカバリを実現(1TBの仮想マシンを平均60秒でリカバリ)します。これにより企業は、“失敗をいとわず”気軽にいつでも新規ビジネス開発にチャレンジできるようになります。
従来データバックアップは、業務への影響を心配しなくてもよい夜間や休日などに行うのがセオリーでした。本番システムに影響を与えることなくバックアップが取得できる「HPE SimpliVity 380」なら、業務時間内であっても、1時間ごとあるいは数十分ごとの高頻度でバックアップ取得が可能です。これにより、障害時には数十分程度のデータロストでシステム復旧でき、ビジネスへの影響を最小化します。
また、強力な重複排除や圧縮によってデータボリュームが抑えられ、DRサイトへのデータバックアップが、より短時間かつ少ない帯域でできるようになります。
仮想サーバーの稼動に必要な全てのコンポーネントが組み込まれたアプライアンスとして提供される「HPE SimpliVity 380」。従来のハイパーコンバージド製品では別途準備が必要なバックアップソフトウエアや、WAN最適化装置、災害対策システム用ソフトウエアなども標準で提供されます。
最小構成の2台の場合クロスケーブルで接続でき、増設(最大32ノードまで増設可能)作業もノードを追加して「Deployment Manager」を実行するだけと超簡単。既存のHPE ProLiant DLサーバーをヘッドとして増設することでI/Oが向上、追加のHCIライセンス不要でパフォーマンス改善を図れる点も魅力です。また、全ての運用管理を「VMware vCenter」に一元化するなどにより、一般的なHCIの一段上を行くシンプルさを企業のITインフラにもたらします。
HPE ProLiant DL380(Gen9)をベースに、Small(小規模向け)/ Medium(中規模向け)/ Large(大規模向け)のオールフラッシュモデルをラインアップ。幅広い規模・用途に対応します。
オンライン(システム無停止)で簡単にノード増設でき、旧世代(Gen9モデル)SimpliVityとのクラスタ構成も可能です。
※ファームウエアやソフトウエア等のアップデート作業が必要です。
※製品開発の方向性を示すものであり、将来製品が全て同一クラスタ構成ができるようになることを保証するものではありません。