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62❸ Cisco ACI とは 変化や競争の激しい経営環境において、IoT や AI を活用してデータを最大限に活用し、新たな商品やサービスを早期にかつ短いサイクルで提供することが求められています。アプリケーション開発は、アジャイル型開発手法、マイクロ サービス化など多さま化し、その基盤となるインフラにも新たな変化が求められています。 クラウドとのシームレスな連携、API 化、DevOps やコンテナ技術によるマイクロ サービスを多用したインフラとしての効率性、迅速性、 安全性、堅牢性を同時に実現することが必要となっています。 シスコ アプリケーション セントリック インフラストラクチャ(Cisco ACI)は、 アプリケーションをポリシーグループとして Cisco ACI 上で抽象化することで、ネットワーク設定の複雑性を排除し、それぞれのアプリケーションに合わせた最適なネットワークの迅速な展開を可能にします。各種サーバー仮想化基盤や災対基盤、パブリッククラウド基盤とも連携することでネットワーク展開・管理の大幅な自動化を進めることが可能となります。Cisco ACI の主なメリット Cisco ACI ソリューション概要Cisco ACI でできること(例)オンプレミス データセンターのポリシーを他のデータセンターやパブリッククラウド上に展開でき、セキュリティと高可用性を維持しながらアプリケーションを任意のロケーションや任意のクラウドにシームレスに移動できる柔軟性を有します。物理層(アンダーレイ)と仮想層(オーバーレイ)を一元管理。管理画面から GUI でネットワークの設定・管理および運用に関する操作が可能となり運用負荷を大幅に削減します。ミッションクリティカルなアプリケーションに適した予測可能なパフォーマンス、そして一貫した低遅延と優れたスループットを実現します。柔軟性管理性迅速性AzureawsOtherCloudオンプレミスデータセンタークラウドACI Virtual EdgeACICloud ACI一貫した通信ポリシーと展開の自動化ACI Anywhereエッジ/リモートサイトWANWAN・ 物理層と仮想層を可視化し、一元表示・ システム全体の健全性をスコア表示・ アラートメッセージの件数とレベルを一元化・ サーバー種別ごとに通信要件を GUI にて設定・ ドラッグ&ドロップでサービスごとの論理的な通信ポリシーや経路を作成、適用

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