解説

PPPはOSI参照モデルではレイヤ2で動作するプロトコルです。CiscoルータのSerialインターフェイスでは、以下のように動作するレイヤ2プロトコルをコマンドで選択できます。

Router(config)#interface Serial0/0/0Router(config-if)#encapsulation hdlc | frame-relay | pppHDLCはSerialインターフェイスのデフォルトのレイヤ2プロトコルです。Cisco社が独自に拡張していますので、Cisco機器でしかサポートされていません。

PPPは標準規格で定義されているレイヤ2プロトコルです。Cisco社以外の機器でもサポートされています。

Frame-relayは、ルータとフレームリレースイッチ（交換機）との間で動作するレイヤ2プロトコルです。このプロトコルは、ルータをフレームリレー網に接続する場合にのみ使用します。