解説

show interfaceやshow ip interface briefで確認できる動作状態としてStatusとProtocolの状態があります。

Statusはレイヤ1の状態について示しており、問題がなければup、異常があればdownと表示されます。

インターフェイスのレイヤ1がdownしている理由には、ケーブルが接続されていない、接続された先の機械の電源がオフまたは接続された先の機械のインターフェイスが管理上シャットダウンされている、などがあります。

なお、ログに表示されている「administratively down」は管理者が意図的に停止させている（shutdownしている）インターフェイスであり、動作に異常はありません。

Protocolはレイヤ2の状態について示しています。

レイヤ2が正常に動作していればup、異常があればdownとなります。

レイヤ1がdownしているとレイヤ2も自動的にdownとなります。

レイヤ1がupしていてレイヤ2のみがdownしている理由としては、接続先の機械のレイヤ2とプロトコルが異なる、接続先とのレイヤ2認証結果が失敗しているなどがあります。