トレノケート プレゼンツ
一問一答
問題73スタティックNATに関する説明
問題
スタティックNATに関する説明で正しいものを、次の選択肢の中から2つ選びなさい。
- ① NATテーブルのエントリは常に存在する
- ② ACLとあわせて設定することで、複数のinsideホストを指定することができる
- ③ 静的な設定なので、インターフェイスのip nat inside, ip nat outside設定は不要
- ④ 外部から開始されたトラフィックのアドレス変換が可能である
正解を見る
正解
① NATテーブルのエントリは常に存在する
④ 外部から開始されたトラフィックのアドレス変換が可能である
解説を表示する
解説
スタティックNATは、NAT変換テーブルをルータ上に静的に設定します。
NAT変換エントリが常にルータ内に存在しますので、外部(インターネット)側から開始されたトラフィックのアドレスを変換することも可能です。
ただし、設定上は下記のようにip nat inside/outsideは必要ですし、ACLを設定することはできません。
スタティックNATの設定は以下のとおりです。
●内部インターフェイスと外部インターフェイスを定義する(config)#interface fa0/0(config-if)#ip nat inside(config)#interface s0/0/0(config-if)#ip nat outside
●スタティックNATを構成する(config)#ip nat inside source static x.x.x.x y.y.y.yx.x.x.xは内部ローカルアドレス(プライベートアドレス)y.y.y.yは内部グローバルアドレス(グローバルアドレス)