トレノケート プレゼンツ
一問一答
問題102IPv4からIPv6に移行する事で得られる利点
問題
IPv4からIPv6に移行する事で得られる利点を、次の選択肢の中から2つ選びなさい。
- ① ブロードキャストがなくなる
- ② NATをより簡単に使用できるようになる
- ③ IPアドレスが簡素化され、短くなる
- ④ Telnetアクセスでパスワードが不要になる
- ⑤ アドレスの自動コンフィグレーション機能
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正解
① ブロードキャストがなくなる
⑤ アドレスの自動コンフィグレーション機能
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解説
IPv4とIPv6との違いのひとつにブロードキャストアドレスの廃止があります。
ブロードキャストアドレスが廃止される事によって、サブネットの全員に対して負荷をかけることがなくなりました。
IPv4アドレス長は32ビットでしたが、IPv6アドレスは128ビット長です。
この広大なアドレス空間によって、グローバルアドレスの数量に絶対的な余裕が生まれ、NATによるアドレス変換が不要になります。128ビットのIPv6アドレスをホストの使用者は手動で設定する必要はありません。
ルータから広報される64ビットのprefix情報を基に、ホストはDHCPサーバが無くても使用するIPv6アドレスを自動的に設定できます。
この機能をアドレスの自動コンフィグレーション機能(Stateless Address Auto Configuration)といいます。