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一問一答

問題93通信に必要な設定

問題

図の構成において、ホストXとホストYが通信できるようにするために必要な設定を、次の選択肢の中から2つ選びなさい。

  • ① 設定A
  • ② 設定F
  • ③ 設定C
  • ④ 設定G
  • ⑤ 設定D
  • ⑥ 設定E
  • ⑦ 設定B
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正解

① 設定A

② 設定F

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解説

図によると、次の点はすでに設定されていることがわかります。

・ホストXとホストYのIPアドレスとデフォルトゲートウェイのIPアドレス

・スイッチのアクセスポートfa0/1、fa0/2のVLAN設定とスイッチ自身のIPアドレス設定スイッチの設定からホストXはVLAN 10、ホストYはVLAN 20に接続しているため、ホストXとホストYとを通信させるには、VLAN間ルーティングを設定する必要があります。

1. スイッチのfa0/24をトランクリンクに設定する

2. ルータのfa0/0にサブインターフェイスを作成し、そのIPアドレスをPCに設定されたデフォルトゲートウェイと一致させる各々の設定が次のコマンドです。

1. スイッチのfa0/24をトランクリンクに設定する

Switch(config)#interface fa0/24Switch(config-if)#switchport mode trunk

2. ルータのfa0/0にサブインターフェイスを作成し、そのIPアドレスをPCに設定されたデフォルトゲートウェイと一致させる

Router(config)#interface fa0/0

Router(config-if)#no shutdown

Router(config)#interface fa0/0.1

Router(config-subif)#encapsulation dot1q 10

Router(config-subif)#ip address 192.168.10.254 255.255.255.0

Router(config)#interface fa0/0.2Router(config-subif)#encapsulation dot1q 20

Router(config-subif)#ip address 192.168.20.254 255.255.255.0

なお、作成するサブインターフェイスの番号(上記での fa0/0.1、fa0/0.2)はVLAN番号とは無関係です。

サブインターフェイスとVLAN番号を対応付けているのは、サブインターフェイスに設定された「encapsulation dot1q」コマンドです。