富士油圧精機株式会社さま

わずか半年で全社横断の生産性向上を実現。課題解決のカギは過去の図面のフル活用だった。

「今まで当たり前すぎて気づかなかったのですが、図面を探す・問い合わせる業務に時間を奪われ気持ちを擦り減らす人が会社中にたくさんいた。せっかくデータがあっても必要なときに取り出せなければ意味がありません」
図面データ活用は調達・見積りの部署から始動。「図面を探す」仕事にかかる時間が95％減少。わずか半年で加工、製造組立、設計、営業など全社横断で導入が進み、業務効率化と高度化が進んでいる。各所で従業員から図面データの活用を介した業務改善の提案があがるようになり、新規事業開発への取組みも始まったという。思わぬ効果として、リモートワークも可能となり人員の適切配置や中途採用など組織への良い影響も。図面データを使うだけで会社全体を巻き込む大きな変化が起きている。

樫山工業株式会社さま

誰でも短時間で類似図面が検索できるようになり、紐づけられた発注実績で最適なサプライヤーを選定。調達価格ブレも解消。

設計、調達の脱属人化や調達価格のブレ削減、部品共通化による、業務効率化、原価低減、標準化推進を考えていた樫山工業。導入により、調達部門の業務効率は大きく改善した。『CADDi DRAWER』では、登録した図面の備考欄に記載された内容でもキーワード検索ができる。これにより、類似図面を探す時間は、聞いたり、予測して見て探していたりしていた時と比べ、圧倒的に短縮された。誰でも容易に探すこともできる。検索された類似図面と発注実績が紐づけられているので、システムを何度も行き来する必要も無くなった。これにより、手配する部品の情報を得てから、サプライヤーを選定して最終的に発注を行うまでの時間は、平均で60％以上削減という実績をあげている。

株式会社荏原製作所さま

「図面管理」から「図面活用」へ。埋もれたデータ活用で最適調達を実現

縦割りの組織構造と非効率的なアナログな業務によって、調達業務に時間がかかり、納期遅延が起こっていた。特にサプライヤー選定や見積判断に時間がかかることが課題になっていた。
『CADDi DRAWER』により、類似図面の検索ができるため、図面の検索と同時にその図面と似た類似図面とそのサプライヤー、金額情報などのデータがワンクリックで入手できるようになった。コストダウンのために相見積を取る際や、想定していたサプライヤーに発注が出せなかった際にも、類似図面検索から、すぐに適切なメーカーが探せるようになった。
その結果、数時間かかっていた図面探索業務が数秒に短縮。発注にかけていた時間を大幅短縮し、原価企画やサプライヤー開拓など、生産的な業務に時間を使えるようになった。

川崎車両株式会社さま

埋もれていた図面と購買データをフル活用。諦めていたコスト削減も実現

各鉄道会社の要望に合わせ車両設計を行う受注生産方式をとっている川崎車両。各社のニーズに柔軟に対応できるメリットがある一方で、部品の種類が増えてしまい効率性を追求しにくく、調達の最適化や設計における標準化、コスト削減が経営における重要なイシューになっていた。『CADDi DRAWER』は担当者が使い勝手のよいキーワードで自由に検索できる。また、形状データから類似形状を持つ過去の図面をすぐに参照することができる。さらに、発注実績などのデータもアップすれば図面との紐づけが可能だ。導入し、これら機能を活用することにより、新図を削減。発注判断が脱属人化できた。こうして誰でも最適な調達ができるようになった。