Zabbix LLC
Zabbix
無制限かつコストゼロ オープンソース監視ツールのスタンダード
Zabbixとは
Zabbixは、国内の運用現場で広く浸透しているオープンソースの統合監視ソフトウエア です。
死活監視、リソース監視、ログ監視などに加え、データベースなどのミドルウエア監視など幅広い監視をライセンスのコストをかけずに実現することができます。
監視対象はサーバーだけでなく、NW機器やコンテナなどシステムのインフラを幅広く監視することができます。
また、チャットツールやインシデント管理ツール等とアラート連携することもでき、収集データをグラフ、マップから視覚化する機能も備え、オールインワンの統合監視ツールである点も魅力の1つです。
Zabbixのおすすめポイント
商用監視ツールと変わらない高度な監視を実現
Zabbixは、オープンソースの監視ツールでありながら商用監視ツールに引けを取らない高度な監視機能を持ち合わせています。
また、約1年半ごとに安定版がリリースされ変化するインフラに適応するための新機能が追加されるため、その時代に適した監視機能が定期的に実装されます。
監視対象数に左右されないサポート価格
Zabbixのサポート費用は監視サーバーの台数に応じて設定されるため、監視対象台数がサポート費用に影響を与えません。
つまり定額制で監視システムを構築することが可能です。
※Zabbixサーバーの台数が増えた場合は費用が変わります。
※Zabbixのサポート及び技術支援は株式会社アシストが提供します。
Chat、インシデント管理システムとのアラート連携
Zabbixは従来のメールを利用したアラート通知だけでなく、WebhookによりChat(Slack、MS Teams等)、インシデント管理ツール(Redmine、Jira、ServiceNow等)へアラート通知でき、テレワーク下での効果的なコミュニケーション、対応の効率化につなげることができます。
監視設定の自動化
通常監視ツールでは、新しい監視対象が増えると、管理画面側で手動での監視設定作業が日々発生します。
Zabbixエージェント側で設定したメタデータ(OS種別やサーバーの役割の文字列)を元に、Zabbixサーバー側でホストの登録、メタデータに応じた適切な監視設定(テンプレート)を自動設定することが可能です。
監視状況の可視化
Zabbixでは、監視対象の障害発生状況をマップで可視化することができます。
システムの関連性を踏まえて、視覚的に障害状況が判断できるだけでなくマップから管理下のサーバーにログインすることなくコマンドの実行が可能です。
監視から初動対応までのリードタイムの削減につなげることが可能です。
監視ノウハウのシェア
Zabbixでは、世界中で利用者が独自に作成した監視設定(テンプレート)が無料で公開されています。
先人たちの知恵を有効活用して、今まで見えなかったメトリックや障害の検知が可能になります。
※Zabbix社公式テンプレート以外は、Zabbixサポートの対象外となります。
機能
Zabbixでできる主要な監視
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01サーバー監視
Windows、Linuxなど各種OSのリソース監視、ログファイル監視、プロセス監視、Windowsサービス監視、Windowsイベントログ監視、ポート監視、Ping監視が行えます。
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02ネットワーク監視
ネットワーク監視へのPing監視、SNMPを利用したネットワークポートのリンクステータス、トラフィック監視や、機器側から発せられるSNMPトラップの監視が行えます。
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03データベース監視
Oracleデータベース、MySQL、PostgreSQLなどの主要なデータベースの内部を監視するテンプレートが標準搭載されています。データベースのメモリ使用状況、表領域の使用量などの監視が行えます。
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04URL監視
WebシステムのURLに定期的にアクセスし、応答時間や応答ステータス、応答結果に含まれる文字列のチェックなどが行えます。
インフラだけでなくより上位レイヤーでの監視もまとめて行うことができます。 -
05Web API監視
Web APIに定期的にアクセスし、APIの正常性のチェックが行えます。また、Web APIで公開されたメトリックデータをZabbix側で抽出しグラフ化などの可視化を行うこともできます。
-
06コンテナ監視
Docker等のコンテナのリソース利用状況を監視することが可能です。
また、稼働するコンテナは定期的にディスカバリし最新化されます。
Zabbixで監視をするメリット
監視をサービス提供したい
監視のサービスを検討する場合、1台あたりの監視にかかるコストを下げる必要があります。ライセンスコストゼロ、サポート費用の定額制に加え、監視設定の自動化を組み合わせることで、サービス提供コストを小さくすることが可能です。
マルチテナントの監視を行いたい
Zabbixで、複数のシステムや複数の顧客のシステムをマルチテナントで監視することができます。
適切なアクセス権限を設定することで、A社担当は顧客Aに関する監視のみ、B社担当は顧客Bに関する監視のみ参照するといった環境の論理的な分離が可能です。
障害が起きる前に予兆を検知したい
Zabbixは過去のデータをもとに将来の利用状況を予測する機能を提供しています。
例えばディスク使用率の過去の上昇傾向を元に、あと何日で90%を超えるのかといった予兆をとらえ、事前対応のアクションにつなげることが可能です。
Zabbixの導入事例
資料ダウンロード
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資料名:Zabbixのことがよくわかる紹介資料
Zabbixの基本を理解するためのファーストステップをまとめた資料です
Zabbixに関するよくある質問
- Zabbixに試使用版はありますか?
オープンソースのため、Zabbix社公式サイトからダウンロードしていただき通常版をご利用いただけます。
公式サイトで確認する- Zabbixの価格はいくらですか?
ライセンスはOSSのため、無料になります。商用利用も可能です。
また、サポートの加入は任意となります。- Zabbixエージェントの利用も無料でしょうか?
OSSのためZabbixサーバー-、エージェント共に無料です。
- Zabbixの保守に加入するメリットはなんですか?
Zabbixに関する問い合わせできるだけでなく、Zabbixを本格的に運用すると必要になる、各種ツールが利用可能になります。
例:Zabbixサーバーをオンライン状態でバックアップできるツール 等- Zabbixのサポート期間はどれぐらいですか?
リリースから5年間となります。
- Zabbixサーバーはどのような構成がとれますか?
Zabbixサーバーでは、主に以下の構成をとることができます。
シングル構成:Zabbixサーバー-1台
Active-Active構成:Zabbixサーバー-2台で冗長化構成
Active-Standby構成:Zabbixサーバー-2台で冗長化構成(クラスタソフト使用)
関連情報
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